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井上尚弥の父の職業は?トレーナーとして優秀で子育てが凄い!

プロボクシング界で怪物(モンスター)と呼ばれ、世界4階級制覇を成し遂げた井上尚弥選手。

世界チャンピオンになった背後には彼を育て上げた父親の存在が光っています。

父親は井上尚弥選手を世界チャンピオンにするために職業を選び、「努力は才能に勝る」という信念で子育てをしてきました。

その結果、井上尚弥選手と弟の井上拓真選手は世界の舞台で活躍する選手になっています。

父の職業は複数あります。

また、父はメガネが似合う元ヤンパパですが、ボクシングのトレーナーとしては優秀で表彰もされています。

この記事を読むことで井上尚弥選手の父について職業を知ることができ、子育て論からは、成功を目指すすべての人にとってモチベーションの源泉となるでしょう!

井上尚弥の父の職業は?

井上尚弥公式インスタより引用

井上尚弥選手の父は、多岐にわたる職業を持つ経営者です。

  1. 有限会社明成塗装代表取締役
  2. 不動産業取締役
  3. 株式会社井上プロモーション代表取締役
  4. 大橋ボクシングジムトレーナー

井上尚弥選手の父の名前は井上 真吾(いのうえ しんご)さんです。

プロフィール

・生年月日:1971年8月24日
・年齢:52歳(2024年2月現在)
・出身地:神奈川県座間市

塗装業

井上真吾さんは、小学校の低学年で両親が離婚し、中学校卒業後にすぐ塗装業に就きました。

19で妻となる美穂さんと出会い結婚。

10代の井上真吾さんはかなりヤンチャをしていたそうですが、結婚を機に携帯電話の番号を変え、悪友との縁もキッパリ断ち切って家族を持つことの覚悟を決めたそうです。

そして20歳で塗装業を独立して「有限会社明成塗装代表取締役」となりました。

「大卒のヤツに負けたくない」と技術を磨き、苦労を経て事業を立ち上げ、不眠のまま働くことも当たり前だったそうです。

そのガッツが凄い!

そして井上真吾さんが、21歳の時に井上尚弥選手が、23歳で弟の井上拓真さんが生まれています。

ちなみに井上尚弥選手の姉の井上晴香さんは、20歳の時に生まれています。

株式会社井上プロモーション代表取締役

井上真吾さんが24歳の時、中学時代の友人に誘われ、ボクシングジムに通い始めました。

井上真吾さんは、残念ながらプロにはなれませんでしたが、アマチュアの選手としてで2戦2勝という成績を残しています。

塗装業との両立で多忙であり、ジムワーク不足を補うために休日は自宅に設置した器具などで練習に励んでいました。

当時6歳だった井上尚弥少年が、父がシャドーボクシングをしている姿を見て興味を持ち「ボクシングをしたい」と言われ、弟の井上拓真さんと3人で一緒にトレーニングを始めました。

これがきっかけとなり、一緒にトレーニングするようになりました。

そして、練習場所を確保するために、39歳の時に秦野市にアマチュアジム「株式会社井上プロモーション」を設立し、尚弥選手が2012年にプロ転向するまでの2年間ジム運営を続けました。

プロになった井上尚弥選手のトランクスには、父の塗装会社の「明成塗装」の文字がバッチリ入っており、世界に向けて宣伝効果大ですね。

不動産業取締役

34でアパートとマンションの経営も始め、2024年現在は数棟を持つオーナーで、不動産経営も行っています。

これは、競技に打ち込む子供たちの姿に「自分は職人で、退職金もない。環境を整えなければ」と始めたそうです。

しかもアパート経営では、座間市で家賃を約2万円など極めて低く設定し、若い頃の経済的苦労を背景に人々の住宅事情を支援しています。

大橋ボクシングジムトレーナー

2012年19歳で井上尚弥選手大橋ボクシングジムに入門。

それに合わせ、井上真吾さん41歳で大橋ボクシングジムのトレーナーになっています。

大橋ボクシングジムでは井上尚弥選手だけではなく、弟の井上拓真選手と、親戚の井上浩樹のトレーナーも務めています。

井上真吾さんは、塗装業、アパート経営、ジムのトレーナーとしての活動を通じて、年収は約1800万円から1900万円程度であると予想されています。

これは、塗装業の経営者として、またマンション経営のオーナー、そしてジムのトレーナーとしての収入を合わせたものです​。

このようにして、子供たちが夢を叶えられる環境を父として作ってきたことは素晴らしいですね。

父はトレーナーとして優秀!

父の井上真吾さんは、2023年のWBC年間最優秀トレーナー賞にあたる「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」に輝いています!

2022年1月のスーパーバンタム級転向表明から1年で同級の4団体統一に成功した井上尚弥選手を育成し、支えた手腕を高く評価されての受賞です。

井上真吾の子育てが凄い!

井上尚弥公式インスタより引用

井上尚弥選手が幼少期に、父に連れられて動物園にきた時の画像です。

井上真吾さんの子育て論は、「自らが行動し示すこと」です。

例えば、尚弥選手が小学生の頃は、時には走りに行くのが嫌になった時もあったけど、父が自分以上にやっている姿を見て奮起したそうです。

父親にはやめずに続けさせる上手さがあるという尚弥。「まずは口だけじゃないんです。父は自分ら以上にやって背中で見せるんですよ。“走りたくないな…”って日でも父は勝手に走りに行くんですよ。そうすると自分らもやらなきゃいけない状況に追い込まれるんですよね」と父親の存在の大きさを語った。

スポニチより引用

一緒にトレーニングして、一緒に減量して、一緒になって鼓舞していく。

父が自ら行動していることは、何よりも説得力がありますね。

井上尚弥公式インスタより引用

井上真吾さんが気をつけたことは、「なんでできないんだ!」と言わないことです。

自分にできないことだってたくさんあるのに、子供にこの言葉を言うのは間違っているという考えを持っていました。

井上真吾さんは、子育て論を一冊の本にまとめています。

「努力は天才に勝る!」というタイトルです。

トレーナーとしては、幼い頃から技術をしっかり教えることを徹底してきました。

子供は頭ではなく体で技術を覚えていくので、幼い頃から技術を習得させることで優れた動きを自然にできるボクサーへと育成する狙いです。

また、ボクサーとしての理想的なスタイルは、

「打たせないで打つ」

という信念を持っているそうです。

「一つひとつの技術をできるようになるまで反復させる」ことを大切にしています。

ストレート、ジャブ、フックなどできるようになるまで反復練習というシンプルな練習法で、しっかり身につけたことで「KOマシン」と言われる井上尚弥選手が出来上がりました。

まとめ

世界4階級制覇を成し遂げた井上尚弥選手。

アマチュアボクサーだった父の井上真吾さんのシャドーボクシングを幼少期に見て、ボクシングをやりたいと父にお願いしたのがきっかけでボクシングの道に進みました。

父の井上真吾さんの職業は、塗装業、ジム経営、不動産経営、ボクシングジムトレーナーと、多岐にわたる経営者であり、井上尚弥選手のよき理解者でもあります。

また、子育てにおいては、父自らが率先して行動して見せていくことで、自分に妥協しない姿を子供達に見せ続けてきました。

これにより、井上尚弥選手も弟の井上拓真選手も、世界の舞台で戦えるボクサーとなりました。